気まぐれな多摩散歩

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zoom RSS 長沼公園の冬芽観察会

<<   作成日時 : 2008/02/26 08:04   >>

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 昨日は風もおさまり大変よい天気になりましたが、外は風が冷たく、意外に
寒かったです。今日は、もう天気が変わり、夜には雨になるようです。


      植物観察の会に一緒に参加されているK氏から、長沼公園でボラ
     ンティア活動をされている方々の研修会として、「長沼公園で植物観
     察会を行うけれど」というお話をいただきましたので、よろこんで参加
     させていただきました。

             長沼公園の地図
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      午前9:30京王線の長沼駅に集合しました。
     今日の講師はH先生で、参加された方は46人もおられ、観察会とし
     ては多いようですが、先生やボランティアの方々のお力でしょうか。
      研修会は今回で3回目だそうですが、前回は地層などについて行
     ったそうです。

      先生のご挨拶要旨
        今日は「冬の樹木の見方」ということで観察をしたいと思います。
        植物は生きています。
        動物は寒い冬でも、動くことができますので、暖かいところに行
       ったり、冬眠したりすることができます。
        でも、木は動けないので立っていなければなりません。そして、
       全てのエネルギーを春まで、冬芽の中に蓄えておかなければなり
       ません。木によって寒風の中に耐えるいろいろな工夫があります。
        そんな木の芽にある工夫を観察できればと思います。

      先生のご説明された主な事柄を、記憶に基づき挙げさせていただき
     ます。(参加された人員が多く、聞けなかった項目や、聞き違いがある
     かもしれませんが、間違いがあったらお許しください。またご連絡いた
     だければ幸いです。)

       ・ヌルデ・・・・葉柄内芽(木の芽は弱く、動物に襲われる恐れがある
               ため葉柄などで遅くまでカバーされているそうです)
       ・キウイ ・・・・葉枕(葉柄または小葉柄の基部が膨らんだ構造)の
               中に芽が入ってポチッと覗いている(陰芽)
               (サルナシ、マタタビなど)
       ・フジ ・・・・・・鱗芽(芽鱗というもので覆われている冬芽)
       ・アワブキ・・・裸芽(芽鱗に覆われていない冬芽)


             アワブキの裸芽
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       ・副芽 ・・・・・上の芽に何か事故があったときのために備え
               ている芽。保険のようなもの。
               木に余裕がないとできない。弱い枝や実の
               たくさん付いた場合など。


              副芽のあるムラサキシキブ
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             ソメイヨシノ(サクラ)の葉芽、花芽
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      左の枝の細い芽が葉芽、右の枝の丸い芽(先端以外の4つ)が花芽

       ・ケヤキ・・・・・・鱗芽。枝に余裕があれば副芽が出る。
       ・エゴノキ・・・・・裸芽。枝にピッタリ張り付いている。(暖かい)
       ・カエデ ・・・・・・プロペラ状の実はそのまま落ちても回ら
                 ない。2つに分かれ1つになるとよく回る。
       ・ムクノキ・・・・・鱗芽が副芽を保護するように付いている。
       ・クヌギ ・・・・・・鱗芽。実になるのに2年かかる


               クヌギの鱗芽と昨年の雌花
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        上2つが鱗芽。下の1つが昨年の雌花。

       ・ネジキ・・・・・・4枚の鱗芽に覆われている。2枚づつ向か
                い合っている。
                ヒコバエの赤い枝をアカンボウといったそう
                です。


                ネジキのアカンボウ
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       ・ウワミズザクラ・・・鱗芽。枝の先の方の冬芽は普通につく
                   が枝の下の方には落枝痕の上に冬芽
                   がある。
       ・ミズキ ・・・・・・・・・・・・・・鱗芽。(寒い地方?)
       ・クマノミズキ・・・・・・・・・・裸芽。(暖かい地方?)
       ・ナガバノコウヤボウキ・・・鱗芽。(寒い地方?)
       ・コウヤボウキ ・・・・・・・・・裸芽。(暖かい地方?)
          *ミズキやコウヤボウキで同じような種類の木
           でも、芽が鱗芽と裸芽があるのは、出身(生
           まれ)が寒い地方と暖かい地方、の違いがあ
           るのかもしれないとのことです。
       ・リョウブ ・・・・・・・・・・・・・始めは鱗芽。鱗芽を脱い
                       で裸芽になる。


             リョウブの鱗芽が脱げるところ
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      この長沼公園はボランティアの方々により、雑木林などが管理
     され復元されています。
      笹や下草を刈り、コナラなどの種を蒔いて、苗を育て、植林した
     りしているそうです。

      ボランティアの方々の作業場

              雑木林を守る案内板
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   コナラなどが植林された場所。
   植林される前は、下右写真の上部の笹薮のような状態だったそうです。

画像画像










     ボランティアの方々の事務局?から下記のご案内がありました。

        3月29日(土)〜30日(日)に
        この長沼公園で「カタクリの観察会」が開催されるそうです。
        参加される方は駐車場の受付にきていただきたいそうです


     昼食を食べた頂上園地のエゴノキに、奇妙なものがついていました。

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       エゴノネコアシの大きいものではなさそうですので、
                           果たして何なんでしょうか?

       これらを見ていたのか、ホオジロがさえずっていました。

画像



       今回の植物観察会に参加させていただきまして、冬芽が木により
      いろいろな工夫があることがよく分かりました。そして、先生のお話
      も大変面白く、分かりやすいご説明でした。
       そして、長山公園がボランティアの方々によって、管理され、守ら
      れている、ということが分かりました。

       ご説明いただいた先生と運営された関係者の方々に、厚く御礼を
      申し上げたいと思います。
       どうもありがとうございました。


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